AIを拡張するキオクシアのフラッシュストレージソリューションをFMS 2025で提案

業界最大容量245.76 TB SSDなど、AIインフラに貢献する革新的なストレージを紹介

  • 2025年8月5日
  • キオクシア株式会社

キオクシアグループ(以下、キオクシア)は、8月5日から8月7日まで米国カリフォルニア州サンタクララで開催される「FMS: the Future of Memory and Storage」に出展し、フラッシュメモリとSSDのAIインフラの拡張性と効率への貢献を紹介します。実際の用途と性能の向上に焦点を当て、データセンターとエンタープライズ環境全体において、AIの進化に伴い高まるストレージへの要求に対応するキオクシアの最新ソリューションを提案します。

キオクシアは、業界初[注1]の大容量245.76テラバイト(TB)[注2] NVMe™ SSD KIOXIA LC9シリーズなど、最新の製品と技術を紹介します。さらに、第8世代BiCS FLASH™ 3次元フラッシュメモリを搭載し、性能、電力効率、汎用性を実現するKIOXIA CM9シリーズKIOXIA CD9PシリーズSSDも紹介します。またキオクシアは、第9世代と第10世代BiCS FLASH™ 3次元フラッシュメモリ技術を適用した1テラビット(Tb)[注3] TLC (Triple-Level-Cell、3ビット/セル)製品の展示も行います。第9世代と第10世代BiCS FLASH™ 3次元フラッシュメモリは、Toggle DD6.0やPI-LLTやSCAといった技術を活用し、データの入出力速度の向上および電力消費の削減を実現しています。

キオクシアはFMS 2025にて、下記の基調講演やさまざまなセッションに登壇します。

AIを拡張するキオクシアのフラッシュストレージソリューションをFMS 2025で提案

キオクシアの主な展示と講演:

1. 基調講演

“Optimize AI Infrastructure Investments with Flash Memory Technology and Storage Solutions”
 

  • 日時:8月5日11:00(PDT:現地米国西海岸の太平洋夏時間)
  • 会場:Mission City Ballroom, Santa Clara Convention Center, First Floor
  • 講演者:松寺 克樹(キオクシア株式会社 メモリ事業部・メモリ応用技術統括部 技術統括部長)、ネビル・イチャポリア(キオクシアアメリカ社 SSDビジネス・ユニット部門 シニア・バイス・プレジデント兼ジェネラル・マネージャー)
     

2. Executive AI Premier Level Panel

“Memory and Storage Scaling for AI Inferencing”
 

  • 日時:8月7日 11:00(PDT)
  • 会場:Mission City Ballroom, Santa Clara Convention Center, First Floor
  • 講演者:ローリー・ボルト(キオクシアアメリカ社 SSDビジネス・ユニット部 シニア・フェロー兼プリンシパル・アーキテクト)
     

3. 当社ブースでの展示・デモ

  • 広がるユースケース - 大容量パッケージ/低遅延フラッシュメモリ:
    第8世代BiCS FLASH™ QLC 3次元フラッシュメモリを32枚積層した小型BGAパッケージ/CXL™インターフェース搭載のXL-FLASH
  • 第9世代BiCS FLASH™ 3次元フラッシュメモリ:
    1 Tb[注3]ウエハーと512 Gbチップを搭載した小型BGAパッケージ
  • 第10世代BiCS FLASH™ 3次元フラッシュメモリ:
    1 Tb[注3]ウエハーとモデル展示
  • KIOXIA UFS - 民生機器および車載機器:
    進化する市場向けの高性能ソリューション
  • 大容量245.76 TB[注2] SSD 搭載のDell PowerEdge™ 7715:
    KIOXIA LC9シリーズ エンタープライズ NVMe SSD
  • 性能と電力のデモ:
    KIOXIA CD9Pシリーズ データセンター NVMe SSD
  • ML Perf Storageトレーニング:
    KIOXIA CM9シリーズ エンタープライズ NVMe SSD
  • GPUダイレクトSSDエミュレーション:
    1億4300万IOPSでのGPUダイレクトストレージデバイスの調査
  • KIOXIA AiSAQ™ ソフトウェア:
    検索性能と回答精度の柔軟なバランスを実現
  • RAIDオフロードとデータスクラビング:
    KIOXIA CM7シリーズ エンタープライズNVMe SSD

関連リンク:

  1. 2025年8月5日現在、キオクシア調べ。
  2. SSD記憶容量:1KB (1キロバイト) =1,000バイト、1MB (1メガバイト) =1,000,000 (10の6乗) バイト、1 GB (1ギガバイト) =1,000,000,000 (10の9乗) バイト、1 TB (1テラバイト) =1,000,000,000,000 (10の12乗) バイトによる算出値です。しかし、1 GB=1,073,741,824 (2の30乗) バイト、1TB=1,099,511,627,776 (2の40乗) バイト、1KiB (1キビバイト) =1,024バイトによる算出値をドライブ容量として用いるコンピューターオペレーティングシステムでは、記載よりも少ない容量がドライブ容量として表示されます。ドライブ容量は、ファイルサイズ、フォーマット、セッティング、ソフトウェア、オペレーティングシステムおよびその他の要因で変わります。
  3. フラッシュメモリの容量: 1 Tb (1テラビット) =1,099,511,627,776 (2の40乗)ビット、1 TB (1テラバイト) =1,099,511,627,776 (2の40乗)バイトとして計算しています。

 

  • UFS (Universal Flash Storage):JEDECが規定する組み込み式フラッシュストレージの標準規格。
  • NVM Expressは、NVM Express, Inc.の米国またはその他の国における登録商標または商標です。
  • CXL は Compute Express Link Consortium, Inc. の商標です。
  • Dell、PowerEdgeは、Dell Inc.またはその関連会社の商標です。
  • その他記載されている社名・商品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。

 

  • 本資料に掲載されている情報(製品の仕様、サービスの内容およびお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。