クライアント・コンピューティング向けソリューション

ソーシャルメディア用ビデオ編集、学校の読書感想文、長編映画の3Dレンダリング生成などプライベート、ビジネスを問わずクライアントアプリケーションが普及浸透しています。この巨大な市場セグメントでは、広範囲に網を張る情報システム基盤が必要になります。現在のクライアントコンピューティング機器やシステムは、オンライン・リモート学習からインフルエンサー、リモートワーカーやパワーユーザーまであらゆる人の特定のニーズに応えるよう設計されています。これらの機器やシステム用に設計されたフラッシュメモリやSSDは、バッテリーの有効活用、高度なゲームプレイやアプリケーションの応答速度に貢献し、私たちの生活をより豊かなものにします。

クライアントコンピューティングの進化

過去のデータのデジタル化から現在のリモートワークの世界まで、クライアントコンピューティング・ソリューションは私たちのライフスタイルの進化に中心的な役割を担ってきました。ひと昔前までは一台のコンピュータを家族全員、あるいは学校クラス全員で共用していましたが、今や「パーソナルコンピュータ」がその名の通りの存在となっています。かつてクライアントコンピューティングに適したフラッシュメモリと言えばUSBメモリでしたが、今ではフラッシュメモリを搭載したSSDがメインストリームPCでも搭載されるようになりました。さらに、クラウドを活用することでストレージに対する考え方が変わり、私たちにとって最も「パーソナル」な技術概念が変わりました。すなわち、「キッチンのカウンター上のタブレット」、「バックパックの中のChromebook」、あるいは「デスク上のPC」などです。SaaS、クラウド、ストリーミングアプリによるビジネス、仕事、エンターテインメントの可搬性向上がこれまで想像できなかった可能性の扉を開きました。急激なデータ量の増加と大容量ストレージを持つクラウドサーバーなどで未来のパーソナルコンピューティングは高速性/可搬性と信頼性が重要になります。これからのフラッシュメモリやSSDはそうした流れに歩調を合わせる必要があります。

キオクシアの描くクライアントコンピューティングの姿

毎日ストリーミング音楽を届けてくれるサーバーやSaaSに最適化されたワークフローで運用するデータセンターを目にすることは無く、私たちの日常生活を直に支えてくれているのはクライアントコンピューティング・ソリューションです。これにより一元的に仕事での協業から離脱までを可能にしてくれます。キオクシアは、PCに新しいメモリやストレージ技術を導入し、新たな可能性と自由な想像力を引き出したいと考えています。不可能に挑戦する私たちの革新と品質へのこだわりが、クライアントコンピューティング機器を高性能化、エンドユーザーに本当の価値を提供する原動力です。世界中でデジタルトランスフォーメーション(DX)が進展を見せる中、刺激的な無限の可能性が私たちの目の前に広がっています。

1987年、キオクシア*はNANDフラッシュメモリを発明しました。それから数十年が経ち、私たちのフラッシュメモリ製品は今日の生活の中心的役割を担っています。キオクシアは豊富なメモリ製品ラインアップで未来を形作るクライアントコンピューティング・ソリューションの設計、開発を支援します。また、SSDに加えキオクシアのUFS、e-MMCメモリ製品はデジタルライフを可能とする次世代の新しいクライアントコンピューティング・アプリケーションに向けた多種多様なソリューションを提供します。

  • キオクシアは、2017年4月1日に東芝のメモリ事業を会社分割により承継し、2019年10月1日に東芝メモリからキオクシアへ社名変更しました。

生産性とエンタテインメントはいずれもわれわれの人生には大変重要なものでありキオクシアのクライアントグレードSSDは次世代のモバイル/ワークステーション用途強化を目的に設計されています。学生、コンテンツクリエータ、ゲーマーからプロまで、 どのような「パーソナル」ブランドであっても、机がどこにあろうと、キオクシアのクライアントSSDは最適なPC体験を提供するお手伝いをします。

用途別製品

タブレット / 2-in-1s

柔軟性と効率性を重視したソリューション向け。

推奨製品

ノートブック

ChromebookやUltrabook™など、外出利用するPC向け。

推奨製品

デスクトップ / オールインワン

家庭用・業務用デスクトップパソコン向け。

推奨製品

ゲーミング / ワークステーション

ゲーマーやプロフェッショナルのためのハイエンドシステム向け。

推奨製品

関連技術

  1. 製品の集積度は、製品内のメモリチップの集積度に基づいており、エンドユーザーがデータ保存に利用できるメモリ容量の量ではありません。消費者が使用できる容量は、データ領域のオーバーヘッド、フォーマット、不良ブロック、その他の制約により少なくなり、また、ホストデバイスやアプリケーションによって異なる可能性があります。詳細については、該当する製品の仕様を参照してください。1Gbの定義 = 230ビット = 1,073,741,824ビット。1GB=230バイト=1,073,741,824バイトと定義されています。
  2. 2007年6月12日発表資料

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