EDSFF E1.Sフォームファクターを採用したハイパースケールデータセンター向けSSDの評価用サンプル出荷について

PCIe® 5.0対応に向けた製品も開発中

  • 2022年10月19日
  • キオクシア株式会社

当社は、ハイパースケールデータセンターやエンタープライズサーバーなど、大量のデータを高速に処理する必要のある次世代データセンター向けに、エンタープライズ&データセンター向けSSDフォームファクター(EDSFF)E1.S(イー・ワン・ドット・エス)を採用したNVMe™ SSD「KIOXIA XD7Pシリーズ」の評価用サンプルの出荷を開始しました[注1]

EDSFF E1.Sフォームファクターを採用したハイパースケールデータセンター向けNVMe™ SSD「KIOXIA XD7Pシリーズ」

「KIOXIA XD7Pシリーズ」は、E1.Sフォームファクターを採用し、Open Compute Project (OCP) Data Center NVMe™ SSD仕様に対応したNVMe™ SSDの当社第2世代製品として開発しており、PCIe® 4.0およびNVMe™ 2.0対応に向けて設計しています。前世代品の「KIOXIA XD6シリーズ」に対してシーケンシャルライト性能とランダムリード/ライト性能が約1.5 ~ 2倍となるように開発中です。また、1レーンあたり最大32GT/sのインターフェース速度をサポートするPCIe® 5.0向けの製品も開発中です。なお、現在はPCIe® 4.0 対応に向けたSSDとしてサンプル出荷していますが、PCIe® 5.0対応に向けたSSDは、OEM顧客の要望に応じて順次発売する予定です。

「KIOXIA XD7Pシリーズ」は、ヒートシンクオプションを備えた9.5mm、15mm、25mmの3種類の高さのE1.Sフォームファクターに、当社3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH™」第5世代品と独自のコントローラーを搭載しています。さまざまな用途やワークロードに対応するため、最大7.68TBの容量ラインアップをそろえる予定です。また、セキュリティーオプションとして、TCG Opal SSC SED対応モデル[注2]も用意する予定です。

 

  1. 本サンプルはOEM顧客向けの評価用であり、量産時と仕様が異なる場合があります。
  2. セキュリティー対応モデルのラインアップは、地域によって異なります。
     
  • SSD製品の記憶容量について:1MB (1メガバイト) =1,000,000 (10の6乗) バイト、1GB (1ギガバイト) =1,000,000,000 (10の9乗) バイト、1TB (1テラバイト) =1,000,000,000,000 (10の12乗) バイトによる算出値です。しかしながら、1GB=1,073,741,824 (2の30乗) バイトおよび1TB=1,099,511,627,776 バイト(2の40乗)による算出値をドライブ容量として用いるコンピューターオペレーティングシステムでは、記載よりも少ない容量がドライブ容量として表示されます。ドライブ容量は、ファイルサイズ、フォーマット、セッティング、ソフトウェア、オペレーティングシステムおよびその他の要因で変わります。
  • 読み出しおよび書き込み速度は、ホストシステム、読み書き条件、ファイルサイズなどによって変化します。

  • PCIeはPCI-SIGの登録商標です。
  • NVMeは、NVM Express, Inc.のの米国またはその他の国における登録商標または商標です。
  • その他、記載されている社名・製品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。

 

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