次世代データセンター用PCIe® 5.0向け第2世代SSDのサンプル出荷について

高性能コンピューティング、AI、キャッシュレイヤー、金融取引・分析などのアプリケーションに貢献

  • 2022年 3月23日
  • キオクシア株式会社

当社は、ハイパースケールデータセンターやエンタープライズサーバーなど大量のデータを高速に処理する必要のある次世代データセンター用に、業界に先駆けて開発したPCIe® 5.0インターフェース向けSSD[注1]の第2世代製品のサンプル出荷を本日から開始します。新製品のKIOXIA CD8シリーズ(以下、CD8シリーズ)は、PCIe 4.0の16GT/sに対して約2倍の32GT/sの帯域幅を持つPCIe 5.0向けに開発中の製品で、前世代製品KIOXIA CD7シリーズに対して約14%の性能改善[注2]となる最大ランダムリード性能1,250K IPOS、シーケンシャルリード性能7.2GB/sを実現します。

KIOXIA CD8シリーズ: 次世代データセンター用PCIe® 5.0向け第2世代SSD

CD8シリーズ は、2.5インチ[注3]で高さ15mmのフォームファクターに、当社の第5世代3次元フラッシュメモリBiCS FLASH™と独自のコントローラーとファームウェアで構成され、ユーザーのカスタマイズなどにも柔軟に対応することが可能です。PCIe 5.0、Open Compute Project (OCP) Datacenter NVMe SSD 2.0、NVMe 1.4の仕様要件を取り入れて開発しており、高性能コンピューティング、AI、キャッシュレイヤー、金融取引・分析などのアプリケーションに貢献します。

また、さまざまな用途やワークロードに対応するため、1 DWPD (Drive Write Per Day)のリードインテンシブモデルでは960GBから15.36TBまでの容量ラインアップ、3 DWPDのミックスドユースモデルでは800GBから12.8TBまでの容量ラインアップをそろえます。セキュリティーオプションとして、SIE(Sanitize Instant Erase)およびSED(Self-Encrypting Drive)を用意します。[注4]

[注1] 前世代製品のKIOXIA CD7 E3.Sシリーズ。2021年11月9日時点、キオクシア調べ。
[注2] 前世代製品KIOXIA CD7シリーズと1 DWPDモデルでの比較において。
[注3] 「2.5インチ」はSSDのフォーム ファクターを示し、SSD自体の外形寸法を示すものではありません。
[注4] 暗号化機能付きモデルのラインアップは、地域によって異なります。

  • 本サンプルは機能評価用です。量産時と仕様が異なる場合があります。

  • SSD製品の記憶容量について:1MB (1メガバイト) =1,000,000 (10の6乗) バイト、1GB (1ギガバイト) =1,000,000,000 (10の9乗) バイト、1TB (1テラバイト) =1,000,000,000,000 (10の12乗) バイトによる算出値です。しかし、1GB=1,073,741,824 (2の30乗) バイトによる算出値をドライブ容量として用いるコンピューターオペレーティングシステムでは、記載よりも少ない容量がドライブ容量として表示されます。ドライブ容量は、ファイルサイズ、フォーマット、セッティング、ソフトウェア、オペレーティングシステムおよびその他の要因で変わります。

  • リードおよびライト性能はキオクシアの試験環境で特定の条件により得られた最良の値であり、ご使用機器での速度を保証するものではありません。リード及びライト性能は使用する機器等の条件により異なります。

  • PCIeは、PCI-SIG の登録商標です。
  • NVMe は、NVM Express, Inc. の米国またはその他の国における登録商標または商標です。
  • その他、記載されている社名・製品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。

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Tel: 03-6478-2427
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